改稿始めました。

2004年11月14日 趣味
 今日から、「1999年度宮崎県プログラム」の改稿を始めました、暇人です(本編終わってないのに何やってるんだというツッコミはなしでお願いします)。

 軽い気持ちで始めたこの作品、気がつけば作者の中では「問題提起オリバト」という何の影響を受けたか分かる人なら丸分かりのサブタイトルがついています。
 この作品で私が問題提起したいのはイジメ問題。詳しくはネタバレになるので伏せますが、とりあえず作品読んでおけば大体私の考え方分かりますので。そうです。宮本慎二のモデルは昔(三年前)の私です。
 彼の言動はもし三年前に私がプログラムに選ばれていたら取る言動とほぼ同じです(私は乗りはしてもあんな積極的には動きません)。誰も信用せず、出会った人間はほぼ間違いなく殺していたでしょう。私の当時の人間関係はそんな物です。
 ですが、中学卒業と同時にどうにかいじめられっ子を脱出し、今は前より平和な人間関係を築く事に成功しました。ですが、その頃のトラウマは未だ消えておらず、今でも軽い対人恐怖症、女性恐怖症の気があります。

 そして、今日の朝7時ぐらいの出来事。寝起きの悪い私は超不機嫌でソファーの上で漫画を読んでいました。その時に耳に入ったのはテレビの特集。何でもいじめ問題をアニメで扱った、という事でそのアニメの一部が放映されていました。私は超ド近眼(視力0.1)のため詳しくは分かりませんでしたが、絵の雰囲気は少々ジブリに近く(ゲーム版金八先生の雰囲気に似てた)、声優さんもそれなりに豪華な人を使っているらしく、どこかで聞いた事のあるような声が聞こえてきました。肝心の内容はいじめを経験している私には多少甘く感じました(周りの人間がホームルームでイジメ問題を取り上げたり、担任の先生が少しずつ協力的になっていったりetc)。そして、それを見ていたうちの婆様の一言。

 「いじめられるほうがバカなんだ」

 私は自分の耳を疑いました。確かに、いじめられる方にも原因はあるかもしれませんよ。でも、そんな言い方ないじゃん、と本気で思いました。アンタは80年以上生きていて何を学んだんだ。無神経にも程がないか?弱者を否定する発言は私は嫌いなのですが、今抵抗すれば修羅場になると判断し、その場は黙っていました。でも、多分私はその発言を一生許しはしないでしょう。他人の痛みが理解できる人なら間違ってもそんな事言えませんよ。

 話が大きく逸れましたが、とにかく改稿後の作品はこのイジメ問題を中心に取り上げていこうと思っています。宮本や小野原の心理描写を増やし、重要人物になり損ねた(私の実力のせいでもある)永橋の出番を増やし、そして泥沼をさらに深く・・・。
 私はこうまでして本気でいじめ問題を取り扱いたいです。というかサイト持ったらアップする予定です。どうなるかはネタバレになるので伏せますが、宮本、小野原辺りは私の過去が含まれています。その二人を深く掘り下げる事で私のイジメ問題に対するスタンスを理解して頂ければ幸いです。

 では、長文失礼しました。

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